防音室の費用と仕様


スタンダードタイプ

楽器を夜10時頃までご利用いただく防音室としてご活用いただいています。
ピアノなどの楽器を演奏される方、オーディオルームにお勧めします。



ハイクオリティータイプ

楽器を時間を気にせず演奏される方にご活用いただいています。
主に、ドラムなどの重低音の振動を伴する楽器を演奏される方にお勧めします。



プロ仕様

アナウンスブースなどの用途で、ご活用いただいています。
防音室として、最高峰の技術をご提供させて頂きます。



※上記は標準的な仕様で、お住まいの居住環境により異なります。



※解体工事費別途(RC造6畳で20万円程度)
※費用はRC造6畳間の標準的な価格帯で構造、開口部等により価格は変動します。
特に開口部分(窓・ドア)等の遮音性能は条件により異なりますのでご相談ください。



居室では40〜45dB程度が許容とされ、ピアノ室の場合は遮音性能D-50程度を確保すれば、ある程度ご迷惑をかけずに済むことがご理解頂けたかと思います。なお、あくまで数値的な許容の話で、音は人の感覚によって聞こえ方が大きく異なりますので注意が必要です。




ボックスインボックス構法


二重サッシという言葉は良く耳にしますが同じ原理の応用です。
お部屋の中に、もう一つお部屋を作ります。(ボックス・イン・ボックス)

二重サッシもガラスとガラスの間には隙間がありますが、同じように防音室にも壁と壁の間に隙間(=空気層)を設けます。この構法はコンサートホールや劇場などの公共建築でも採用されている構法で、当社では標準仕様として施工させて頂いております。


防振


新しく作られる床、天井から振動が伝わらないように、床天井には防振材(ゴムなど)を使います。
防音室等で重要な事は、室内で出す音が、隣接する部屋やご近所様に対して迷惑にならないようにすることです。

部屋の遮音性能は「D値」 で評価します。
ピアノ室ならD-50〜D-55程度、ドラム室など低音や振動まで考慮するお部屋の場合はD-65〜D-70を目標値として防音室の設計を行います。

隣室や隣戸の使用条件によって必要な遮音性能は変わりますが、特にマンションなど集合住宅においては、わずかな音でも苦情になることが多々あります。そのための対策をしっかりととる必要があるのです。




遮音・防振設計の必要性について


ピアノ室では、壁・天井・床の遮音・防振構造(浮遮音層)が必ず必要となります。なぜなら音が足から床を伝わり、また、壁や天井、床に入射した音が物体内に伝わり隣室に放射するためです。





遮音・防振構造概念図





上図のように、浮いている空間を作ることにより、音はもちろん、振動も減衰させる防振構造としての遮音部分によって総合的な遮音性能を出す構造とします。


費用のお話


ここまでお話ししましたように、内装工事のような装飾とは異なり、見えないところに費用がかかります。
防音資材をお店で確認頂くと一目瞭然です。

当社では、分かりやすいように3つのコース(スタンダード、ハイクオリティ、プロ)で概算をお示しさせて頂いていますが、実際は設計をし唯一無二の防音室をご提供しています。

現地を確認させて頂き、ご要望、近隣とのお付き合い状況、法規制を確認し、ご予算にあわせた設計に基づき積算しお見積を提出させて頂きます。

     
お問合せ〜竣工までのめやす

     
DSPコーポレーションでは、防音・防音工事・防音室 、マンションの防音・一戸建ての防音
ピアノ室(ピアノスタジオ)・グランドピアノ室、ドラム室(ドラムスタジオ)等の楽器練習室から
趣味のオーディオルーム・ホームシアタールームだけでなく
商用・プロ仕様のリハーサルスタジオやレコーディングスタジオ・ライブハウス・ダンススタジオまで
防音や防音室、防音工事に特化した設計施工を行っております。

    

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