音が悪いってどういう事?
一口で「音が悪い」といっても、いろんな場合があります。
まず、あなたの「音が悪い」が、どういう原因で起こっているかを調べてみましょう。
下記の例<症状>であてはまるものを捜して下さい。原因と解決の手掛かりが分かるかもしれません。
「音が悪い」ってどういうこと???
ありがちなトラブルの原因と対処法
あなたのお悩みの症状は?
- 声がわんわん響いていて何を話しているかわからない
- コーラスやクラシック音楽の演奏が響かないので物足りない
- パーティールームや会議室がざわざわした感じで話がしにくい
- 太鼓の音やスピーチの声がダブって聞こえる
- 低い音がこもって聞こえる
- 演奏しにくい
- 合奏者の音が聞こえない
- スピーカーの音が悪い
- 声がわんわん響いていて何を話しているかわからない
- コーラスやクラシック音楽の演奏が響かないので物足りない
- パーティールームや会議室がざわざわした感じで話がしにくい
- 残響時間が適切でない
- 残響時間は部屋の内装材料に何を使うかで決まります。
- 太鼓の音やスピーチの声がダブって聞こえる
- 有害な反射音が発生する室形や仕上げになっている。
- 音のダブりは、“建物が原因”の場合と“音響システムが原因”の場合があります。
- 建築で原因となる事が多いのは、音源方向から見て“正面にある壁(ホールの後壁等)”や“高い天井” からの反射音です。
- 有害な反射音を無くすには、壁や天井の角度を変える方法と反射する面に吸音材を貼る方法があります。
- 音響システムでは、スピーカーが複数箇所に取り付けられていると別々のスピーカーから次々に音がダブって聞こえてくる事があります。
- 通常このような場合は、ディレイ装置を使って各スピーカーから音を出すタイミングを調整するのですが、その調整にはある程度の技術を要します。
- 元々ディレイ装置が組み込まれていない調整がうまくいっていない各スピーカーの向きやレベルバランスが悪いこと等が原因になります。
- 調査を行った結果、再調整だけで改善した例もあります。
- 低い音がこもって聞こえる
- 低域の吸音が不足している
- 吸音材を貼るだけでは、高い音は吸音されても低い音には効果がありません。また、一般的には吸音効果があると思われているカーペットやカーテンも低域に対しては効果は僅かです。
- 低域を吸音するには「吸音材の背後に大きな空気層を取る」「吸音材を厚くする」「共鳴型の吸音構造を用いる」等の方法があります。
- 演奏しにくい
- 合奏者の音が聞こえない
- 残響時間が適切でない
- 音響反射板が無い、形状が悪い
- ステージ上の拡声に問題がある
- 音楽を聴くのにちょうど良い残響時間があるように、音楽を演奏するのにも適切な残響時間があります。
- 音響反射板の役割は、有益な反射音を観客に届ける事と演奏者自身に音を返す事です。
- 電気音響システムを用いた演奏では、演奏者に自分の音や他の演奏者の音をフォールドバックスピーカーで返しています。ステージ上の音響も観客席に対する拡声と同じくらい重要なものです。
- スピーカーの音が悪い
- 電気音響設備に問題がある
- 設置する部屋や置き場所に問題がある
- 音響設備と部屋の両面から「音が悪い」原因を探っていくことが大事です。
あなたの「音が悪い」は何が問題なのか見当がつきましたか?
それでは問題を解決する方法です。
解決の手順
事前調査 ↓ |
・現状の問題点は何かを知る ・改善目標の設定 ・どんな対策ができるかのご提案 |
---|---|
解決策検討 ↓ |
・費用対効果の見極め ・解決方針の決定、関係者への説明 ・具体的な仕様設計 |
施工 ↓ |
・音響工事 |
竣工後 | ・結果の確認 → 音響測定、調整等 |
----- 残響時間の例 -----
事前調査 ↓ |
・現状の残響時間は何秒かを知る ・最適残響時間−目標値の設定 ・どんな対策ができるかのご提案 |
---|---|
解決策検討 ↓ |
・費用対効果の見極め ・吸音材、工法 ・効果的な吸音材配置方法 ・解決方針の決定、関係者への説明 ・具体的な仕様設計 |
施工 ↓ |
・音響工事 |
竣工後 | ・結果の確認 → 音響測定、調整 |
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ピアノ室(ピアノスタジオ)・グランドピアノ室、ドラム室(ドラムスタジオ)等の楽器練習室から
趣味のオーディオルーム・ホームシアタールームだけでなく
商用・プロ仕様のリハーサルスタジオやレコーディングスタジオ・ライブハウス・ダンススタジオまで
防音や防音室、防音工事に特化した設計施工を行っております。
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